きのこ山書房日記

写真で綴る旅・散歩・古本・自然観察の日々

原子力

タンポポ

コンクリート舗装の割れ目から咲いているタンポポの花。
東日本大震災の被災地にも、そろそろ春がやって来ることだろう。
テレビのニュースによると、少しずつ復興も始まっているようである。
あれだけの災害を受けながら、立ちあがろうとしている皆さまには本当に頭が下がる。

しかし気がかりなのは、未だに制御しきれず、放射性物質を垂れ流している原子力発電所である。

・・・


アカヤマドリ

季節は違うが、この写真はアカヤマドリという茸。雑木林に生えるがなかなか美味い。
茸は地面の下、広い範囲に菌糸を張り巡らしている。
実はその菌糸が、雨に溶けた放射性物質を取り込んでしまうらしいのである。
その為に、野生の茸の汚染レベルはかなり高くなるそうである。
福島県周辺では、しばらく茸狩りはしないほうが良いかもしれない。
勿論、工場のような場所で生産されるおがくず栽培の茸には、その心配は無いだろうが。

毒を発生し人類を滅亡に追い込むかに見える腐海という菌類の海が、実は人類のまき散らした毒を
取りこんで浄化していた...という「風の谷のナウシカ」のストーリーを思い起こさせる。

チェルノブイリでは、放射性物質を取り込むどころではなく、
放射線自体からメラニンによりエネルギーを作り生育する黒い茸が見つかった、という話もあるが、本当だろうか?

稲妻が光ると茸が発生する、という話も有るが...それは放射能とは無関係か。


日向の道

今回事故を起こした、原子力発電については疑問を感じる点が有るので書いてみたい。

1.原子力発電は二酸化炭素の排出量が他の発電に比べて少ないので、地球温暖化を防ぐクリーンでエコな発電
  であるという話。
  原子力発電では、使用し終わった核燃料を長期間冷却しながら保存しなければならないが、その為には
  かなりの施設や電力などが必要となる。その時に発生する二酸化炭素量は計算に入れているのだろうか?
  また、二酸化炭素ではないが、発電時に蒸気を冷却する為に海水を使用し多量の熱を海に放出している事の、
  地球温暖化への影響は、ちゃんと評価されているのだろうか?
  勿論、今回のような事故を起こせば致命的な放射性物質をまき散らすのだから、クリーンどころの話ではない。

2.今回の地震の規模と津波の大きさは想定外で対処しきれなかった、という話。
  今回の津波の高さは最大で明治三陸大津波の38.2mに匹敵する、そうである。ということは明治と云う、
  長い歴史から見ればごく最近に、今回と同程度の津波が発生しているのである。
  それをも想定外だとするならば、いかに甘い想定だったとしか言いようがない。
  原子力は少し間違えれば、制御することが不可能になり、地球上の人類全体に大きな惨事を招く。
  それを使用するには、どんな状況になっても対処できるだけの安全策を講じる責任が有るのではなかろうか。
  そのような事が可能だとは、残念ながらとても思えないのだが。


関連記事

 | HOME | 

コメント

なんというか・・・人間にとって、いわば麻薬のようなものとでも言いましょうか?

そうですね。
止めたくても、なかなか止められない。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kinokoyama11.blog116.fc2.com/tb.php/592-0fab44a6

« | 2019-05 | »
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最近の記事

カテゴリ

プロフィール

きのこ山書房

きのこ山書房


町田からの季節便り


色は


過去ログ