トリニダー遺跡2

18世紀、イエズス会により宣教の目的で、原住民グアラニー族と共同生活する場所として
パラグアイとアルゼンチンのイグアスの滝周辺に数多くのミッション集落が作られたが、
トリニダー遺跡はそのうちの一つで、1706年に建設されたそうである。
その後スペイン政府がイエズス会を追い出し、多くの建物を破壊してしまったそうである。
そういえばイグアスの滝を十字架が落下する「ザ・ミッション」という映画があったのを、
当時ポスターを見ただけだが思い出す。
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石像の首が無いのは、イエズス会に対する迫害の歴史を考えさせられる。
そういえば日本にも、廃仏毀釈で首のない石仏がそこここで見られるが。

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遺跡はかなり修復されていて、通路も色の変わっている真ん中だけが当時の物で、
その周辺は後で造られたものだそうである。

司祭の立つ場所だそうである。

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崩れないか心配。

大聖堂は壁だけ残っている。

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煉瓦の壁に見事な彫刻。
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