きのこ山書房日記

写真で綴る旅・散歩・古本・自然観察の日々

アバター

映画館1

映画館に入るのは何十年ぶりだろうか。

・・・


映画館2

近頃はTVで放送される映画しか見ないのだが、3Dの「アバター」だけは、映画館で見るしかない。


3Dメガネ

この立体視用のメガネを300円で買ってそれを掛けて見る仕組みであった。
子供の頃見た立体映画は、左右でそれぞれ赤と青のセロファンが張られたメガネで見るようになっていて、
なんだか薄っぺらで奇妙な立体感だったような記憶が有る。
さすがに現代の技術の進歩はめざましいようで「アバター」の立体感には、かつてのような不自然なところは無い。
現実感を持って目の前にせまる、パンドラという惑星の見なれない美しい世界にぐっと惹き込まれてしまう。
ナヴィという異星人の棲む巨大な木や、胞子か綿毛の浮遊する奇妙な植物の繁茂する森。
夜になると発光する植物たちは神経繊維のような、あるいは変形菌を連想させるネットワークで結ばれ、
神を思わせる巨大な知性体となっているようである。
狼や犀に似ていたり、馬のようであったりする6本脚の動物や、空を飛ぶドラゴンのようなもの。
ルネ・マグリットの絵のように宙に浮く巨大な岩。現実にはあり得ない魅惑的な世界である。
これだけの世界を生み出した人間の想像力は素晴らしい、とも云えるが、
われわれが別の世界の住人であったとすれば、地球の自然もまた美しく魅惑的な世界に見えるかもしれない。
それを奪う為に地球人が攻撃をしかける地中の珍しい鉱物よりも、
実はそれを取り巻く有機的に結合した植物・動物・菌類で構成された生態系こそがより貴重である、
という主張を読み取っても良いかもしれない。


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