武相荘2

睡蓮鉢に金魚。
・・・

和室の前の広い廊下が良い感じである。
建物の中にも入る事ができ、土間、囲炉裏、和室と所縁の品々が展示されている。
書棚に囲まれた書庫のような部屋の奥に書斎が有り、なかなか興味深い。
書棚には町の古本屋に並んでいるような本が普通に置かれているので、ちょっと驚いたが、
考えてみれば、なにも稀覯本が並んでいる訳もなかろうか。
あ、この本は持っている、とか他人の本棚をチェックするのは楽しい。(^m^;)
書斎には座卓が置かれ、足元は掘りごたつのように掘り下げられ、腰かける事ができる。
狭い部屋で、周りに積まれた資料などには居ながらにして手が届くようになっている。
北を向いて座る事になるが、目の前には低い位置に窓が切られ、近くの草花を見ることができる。
茶室のような、閉じられた小宇宙のような部屋。
欲しくなるような書斎。
ただ私だったら、窓から遠くの見晴らしが利いた方が良いかな~などと思うのは、凡人の故であろうか。
室内は残念ながら撮影禁止。

武相荘自体が丘の上に位置しているが、敷地内の裏山にも登ることができる。
ぽつんと置かれた道祖神。

親族の方が住まわれているのか、山荘のような家がひっそりと。

下生えは、自生しているアズマネザサに混じってクマザサが植えてあるのだろうか。

裏山から下りた処にある石灯篭とその向こうに石の敷かれた庭。

山里の家には無くてはならない大きな柿の木が、家の上に枝を広げている。
実がなる頃はさぞ見事だろう。
ただ採らないでほっておくと、熟した実が落ちて来て大変そうだが...
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