ミツバチの大量失踪

後脚に花粉団子を付けたセイヨウミツバチ。
NHKのテレビ「クローズアップ現代」でアメリカにおけるミツバチの大量失踪の謎について放送していた。
・・・

こちらは日本在来のニホンミツバチ。
アメリカ全土で養蜂家の飼っている蜜蜂が大量にいなくなっているらしい。
アメリカでは農作物の受粉の為に、これら蜜蜂を契約により利用している為、
蜂蜜が取れないこと以上に、受粉できないことによる農作物の被害が深刻なようだ。
科学者たちは当然この異変「CCD:蜂群崩壊症候群」の原因を究明しようとしたが、
肝心のミツバチは失踪して死体が見つからないという。
その為、巣に残された蜜を調べたところ、多量の農薬が検出されている。
また、単一の作物を広い農場で栽培するため、ミツバチは一つの花の蜜だけを食べることとなり、
栄養的に偏っている、花の時期に合わせて頻繁に移動させられる、などの原因について言及していた。
・・・
自然に反した生活を余儀なくされストレスの多いミツバチたちが、農薬にさらされることにより
神経系統やホルモンに影響が出て、帰巣本能が壊されたのではないだろうか?
対策として、ミツバチに幼虫のフェロモンを与え、強制的に花粉を集める衝動を起こさせて、
少ない個体数で効率よく受粉させる研究、とか、 <- その結果ミツバチは働き過ぎで早死にする (>_<。)
アフリカの種と交配し、よりストレスに強い品種を作り出そうという研究が紹介されていた。
しかしそういう方向の研究で良いのだろうか、疑問を感じる。 (~_~;)?
日本でも養蜂には、同じセイヨウミツバチが使用されている。
実際に、大量失踪は日本でも起こり始めているらしい。
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コメント
蜜柑さん、こんばんは。
現代の人間もそうとうのストレスかも...
寅さんのようにふらっと出ていく訳にもいかないので、たまの出張もそれなりに楽しみですね。
現代の人間もそうとうのストレスかも...
寅さんのようにふらっと出ていく訳にもいかないので、たまの出張もそれなりに楽しみですね。
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宿泊出張(プチ家出)が嬉しいのは 普段ストレス下におかれているせい? 化学物質の影響?
失踪なんかしないで ドリンクでも飲んで遮二無二稼がなければ いけないでしょうかね・・・。