南九州の旅 西都城1

日豊本線で宮崎県都城市の西都城駅に。
だだっ広い駅前広場と、その先に広い通り。
どうもここは車優先の街で、散歩する人の為の街ではなさそうである。
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4本の大きなメタセコイア。

線路沿いの裏道を南に向かう。

高架の鉄道は右側日豊本線と左側志布志線。

布志線側の高架はすぐそこで途切れている。
鹿児島県の志布志まで通っていた布志線は、1987(昭和62)年に廃止されてしまったのである。

その近くに残っている古い建物。

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駅の方に向かうと、巨大ヤマアラシのような不思議な建物。

1966(昭和41)年竣工の菊村清訓設計の旧都城市民会館で、
「メタボリズム」という前衛建築運動の代表作だそうである。
メタボリズム(新陳代謝)建築は、設備などを時代に応じて作り替えていくという考え方に基づいて作られている。

貴重な建造物として保護の運動もあったようだが、結局解体される運命になってしまった。
当時建築家によって考えられた「新陳代謝」が上手く機能しなかったという事か。

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都城カトリック教会。
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