野に咲く花

稲が実る頃になると、赤い花をつけるワレモコウ。
秋の里の雰囲気にぴったりの花だと思う。
バラ科。
・・・

少し湿った場所に多いツユクサは、夏の間中咲いているが、秋になると青い色がよりきれいに見える。
なかなか生命力が強く、抜いておいても雨が降るとまた生き返ってくる。
ツユクサ科。

あぜ道の脇など、いたるところで咲いているツルボ。
ユリ科のなかなか可愛らしい花である。
丸い地下茎は食べられるらしい。

こちらも可愛らしい花なのに、ヘクソカズラという名前はかわいそうである。
別名にヤイトバナやサオトメカズラが在るが、ヤイトというのはお灸の事なので、余りうれしくない。
サオトメカズラが良いと思うのだが...
秋も深まると、鈴なりになった黄金色の実も風情がある。
アカネ科。

アレチヌスビトハギは北米原産のマメ科の帰化植物。
ヌスビトハギの仲間だが、花はずっと大きく、むしろフジカンゾウに似ている。
しかし花の形が違い、なかなか愛嬌のある顔のようにも見える。

春からずっと咲いているカタバミは、世界に広く分布する雑草のようである。
草取りではやっかいもので、根が深くなかなか抜き取るのが難しい。
つつましやかに見えるが、どうして芯が強いということかな。
カタバミ科。
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コメント
森のどんぐり屋さん、ありがとうございます。
草花たちはそれぞれの場所で、自分達の為にやるべき事を
やっているだけでしょうが、それが見るヒトにも歓びを与えている訳で、
考えると、不思議ですね...
草花たちはそれぞれの場所で、自分達の為にやるべき事を
やっているだけでしょうが、それが見るヒトにも歓びを与えている訳で、
考えると、不思議ですね...
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それぞれに、与えられた咲き場所で無心に花開いて、命を謳歌している。
その心栄えが伝わってくる写真で、素敵だと思いました。