新緑

雑木林では山桜の開花とほぼ同時に落葉樹の木々が芽吹き、新緑が光を受けて輝いている。(少し前の写真から)
・・・

新緑には生命の爆発的な輝きを感じる。
五月病などと云い、新緑の頃に憂鬱な気持になることがあるのは、その生命感に圧倒されるからだろうか。

そう言えば、佐藤春夫に「田園の憂鬱」という小説が有るが、町田もそこに含まれた多摩丘陵が舞台となっている。
当時(大正時代)であれば今よりも雑木林も多く、新緑の生命感をより強く感じたのではないだろうか。

落葉樹は毎年葉を新しくする。今年初めて生まれたものの無垢な美しさ。

若い頃に鬱陶しさを覚えた新緑にも、年を取るとむしろ安らぎを感じたりする。

太陽の光を受けて地球上の生命を育んでいる、緑の力は大きい。
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コメント
森のどんぐり屋さん、拍手をありがとうございます。
このイロハモミジの巨木は、若葉でも、紅葉でも楽しませてくれます。
朝の光を浴びた生まれたての葉、確かに、一年でこの時だけの美しさですね。
このイロハモミジの巨木は、若葉でも、紅葉でも楽しませてくれます。
朝の光を浴びた生まれたての葉、確かに、一年でこの時だけの美しさですね。
モミジのまっかっかがきれいでした。
モミジも種類が色々ありますね。今日並んだ何軒かの庭のモミジが、ちじれたのとか 新芽から若葉に変化している途中のものなどあって、見比べることが出来ました。その中でも一番だったのは、真っ赤な新芽がまるで紅葉したように輝いていて、青い空と白い雲とのコントラストが素敵でしたよ。
turenaiikkeiさんも今日は散歩に行かれましたか。
春紅葉の、モミジを見比べるのも楽しそうですね。
午前中は爽やかな青空で、ケヤキの新緑がきれいでした。
午後になると寒気の影響で雲が出て北風が強かったですね。
春紅葉の、モミジを見比べるのも楽しそうですね。
午前中は爽やかな青空で、ケヤキの新緑がきれいでした。
午後になると寒気の影響で雲が出て北風が強かったですね。
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生命力にあふれて、一番きれいな時期だと思います。
その時期の葉を、一番きれいな光の中で写された一枚、素晴らしいです(拍手!!)