6月の下田8

下田駅近くの波布比賣命神社(波布比咩命神社)。
狛犬は台座に天保15年(1844)と刻まれている。
タテガミや尾が海の波を表したかのようで、海の神ポセイドンを思い起こさせる。
あれ、向こう側阿像の前に丸い石が。
・・・

これはもしかしたら丸石神ではなかろうか?...と勝手な想像。
丸石神とは丸い石を道祖神として崇拝したものだが、山梨県に多く見られるという。
丸い石なら海岸に行けばごろごろしているが、かえって海に面した地方では見られずに、
海のない山梨県で見られるのは、丸石が珍しいが故に信仰の対象となったからだろうか?

拝殿木鼻の狛犬の彫刻。
元々象眼されていた目が取れたのかもしれないが、空洞になった眼窩に上から光が入って、迫力が増している。

須崎の方まで歩いて行く事に。
柿崎の海岸。

水面。

夕方も近い。

せっせと歩く足元に球根の花。
サフランモドキ(ゼフィランサス)のようである。
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