きのこ山書房日記

写真で綴る旅・散歩・酒・自然観察の日々

秋の薔薇園2

バラ7

またバラの写真をいくつか。

・・・


バラ8

バラで連想すること。
「酒とバラの日々」。
映画の題名で、ロマンチックな響きだが、内容はアルコール中毒の夫婦がテーマでなかなかシリアス。
テレビで見たのだと思うが、内容はあまり覚えていない。
それよりも主題歌を歌うフランク・シナトラの甘い歌声が記憶に残る。"DAYS OF WINE AND ROSES"
この魅惑的な歌声により、酒の世界に引きずり込まれる人もいるか...もしれない。


バラ9

佐藤春夫の「病める薔薇(そうび)」。
「田園の憂鬱」の初期の版で、英国ロマン主義の詩人ウィリアム・ブレイクの詩から題名が採られたそうだ。
ウィリアム・ブレイクといえば、神秘的な銅版画が頭に浮かんでくる。


バラ10

青いバラ。
バラの花の色はそれこそ色々有るが、青色だけは存在しない。(黒いバラも無い。)
昔から品種改良により「青いバラ」を作ろうと多くの人が努力してきたようだが、
青いバラと云われているブルームーンやシャルル・ドゴールなど、青というより、薄紫色と言った方が良いと思う。
最近、遺伝子組換えによりかなり青いバラが出来たようだが、遺伝子操作とは、なんだかな~。


バラ11

英国の「バラ戦争」。
ランカスター家とヨーク家の間の戦いで、それぞれの紋章が赤バラと白バラであった為に名付けられたとのこと。
子供の頃に読んだアストリッド・リンドグレーンの「名探偵カッレくん」で知った言葉。


バラ12

野バラ。
シューベルト作曲、ゲーテ作詞。「童は見たり 野なかのば~ら~♪」
日本の里山でも白いノイバラが咲いていて、なかなか清楚できれいである。
もともとのバラの花は一重でシンプルだったと思うが、
きれいな花をもっときれいにしようとして、品種改良を繰りかえし、今のような華麗なバラを作り上げていった訳だ。
その花にはよほど人を引き付ける魅力が有るようで、世界中で毎年何種類も新しい品種が発表されている。
人間は向上心が強いというか、欲が深いと云うか...



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コメント

ブルームーンは育てたことありますが、今はありません(>_<)
アイスバーグ(白)などもベランダにありますが、この頃は・・
やはり一重の白くて清楚なノイバラが一番と思います。
でもたまには園芸種の薔薇に目移りしてしまうことも・・
自分でも欲深だと思います^^;

wincさんも、薔薇をお好きですか。
やはり良いですよね~。

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